ntpサーバーの設定
・ntpサーバーの設定
クライアントからntpを利用する場合は通常1つのntpサーバーに対してチェックを行うが、これでは誤差が大きい。
LAN内のPCが増えてきたら、内部にntpサーバーをたてましょう。
・マシン
今回利用するマシンは、PC9821の初期型 CPU386の骨董品です。
FreeBSD 2.2.8(98) Rev3。FreeBSD3.xだとやっぱり目に見えて遅いです。
ntpサーバーは設定したらほっとくので、遅くてもいいかなぁって感じです。
ちなみにセカンダリのDNSも動いています。(というか、いまのところこの二つだけ)
・設定ファイルは
/etc/rc.conf
/etc/ntp.conf (新たに作る)
/etc/ntp.drift (新たに作る)
です。
・/etc/rc.conf
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### Network Time Services options: ###
ntpdate_enable=”YES”
ntpdate_program=”ntpdate”
ntpdate_flags=”clock.tl.fukuoka-u.ac.jp”
xntpd_enable=”YES”
xntpd_program=”xntpd”
xntpd_flags=”-p /var/run/xntpd.pid”
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この程度の設定で良いかと思います。
・/etc/ntp.conf
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server clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
server clock.tl.fukuoka-u.ac.jp
server
driftfile /etc/ntp.drift
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serverのところは、上位プロバイダや知っているところをどんどん追加しましょう。
精度が高くなります。(もちろん信頼しているところでしょう。)
・/etc/ntp.drift
空のファイルを作るだけでいいです。
# cat /dev/null > /etc/ntp.drift
・xntpを再起動
rc.confを修正してから再起動していなければ再起動。
すでにxntpが起動しているようなら
# kill -HUP `cat /var/run/xntpd.pid`
・動作確認
-------------------- # ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset disp ============================================================================== -clock.nc.fukuok .GPS. 1 u 70 1024 377 127.33 13.112 9.03 +clock.tl.fukuok .GPS. 1 u 38 64 377 100.36 -0.573 4.36 --------------------
こんな感じに表示できれば大丈夫でしょう。
・クライアントの設定
Windowsだと私はこれがお気に入りです。
http://www.ca.sakura.ne.jp/~take/software/index.html#ExTime
FreeBSDではrc.confで設定します。
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ntpdate_enable=”YES” # Run the ntpdate to sync time (or NO).
ntpdate_flags=”-s -b 192.168.1.4″ # Flags to ntpdate (if enabled).
xntpd_enable=”YES” # Run xntpd Network Time Protocol (or NO).
xntpd_flags=”” # Flags to xntpd (if enabled).
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— /etc/ntp.conf の設定 —
server 192.168.1.4
driftfile /etc/ntp.drift
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