imapサーバー

今回対象のサーバー

FreeBSD 4.5

ダウンロード

2002/3/13現在の最新版はimap-2001a.tar.Zのようである。
いつもは、ftp://ftp.cac.washington.edu/mail/imap.tar.Z は最新版へリンクされているから、そのままダウンロードするのですが、今回は、リンク先から直接ダウンロードしてみた。

cd /usr/local/src

ftp ftp.cac.washington.edu
cd /mail
get imap-2001a.tar.Z

コンパイルとインストール

展開

tar xvfz imap-2001a.tar.Z
cd imap-2001a

いつもコンパイルの前にやっているのだが、なぜかこのメモに残していなくて、いつも四苦八苦していることがある。
それは、IMAP使用時のデフォルトのフォルダ指定だ。
標準だと、各自のホーム内がIMAPのメールフォルダになってしまい、他のドットファイルと混じってしまう。クライアント側で、フォルダを明示すればいいのだが、サーバー側で、それようのフォルダを用意した方が楽だ。

ee ./src/osdep/unix/env_unix.c

static char *mailsubdir = NIL; /* mail subdirectory name */

static char *mailsubdir = “mail”;/* mail subdirectory name */
と変更する。
(この辺は、バージョンが変わるたびに、変更箇所が頻繁に変わっているような気がするので、ドキュメントを読んでください。)

コンパイル

make bsf

インストールは手動で行なう。

mkdir /usr/local/libexec
cp ipopd/ipop2d ipopd/ipop3d imapd/imapd /usr/local/libexec

設定

/etc/services の確認。(無ければ追加する)

ee /etc/servicespop2 109/tcp
pop3 110/tcp
imap 143/tcp

/etc/inetd.conf の変更

ee /etc/inetd.confpop2 stream tcp nowait root /usr/local/libexec/ipop2d ipop2d
pop3 stream tcp nowait root /usr/local/libexec/ipop3d ipop3d
imap4 stream tcp nowait root /usr/local/libexec/imapd imapd

ちょっと古いOSだと、imap stream .....のようだ。今まで使っていたqpopperは、UW IMAPd 付属の ipop3dを利用することになります。

inetdの再起動

# kill -HUP `cat /var/run/inetd.pid`

moo.誰も教えてくれないんだもんなぁ。って、NTPの所に自分で書いてました。

動作確認

% telnet localhost imap
Trying 127.0.0.1 ...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
* OK localhost IMAP4rev1 v12.264 server ready

とサーバーから反応があればよい。
終了は logout である。

参考URL

詳しくは以下のURLをご覧ください。
基本的には、自分用に最低限必要な項目をこのページにまとめただけです。

http://www.luice.or.jp/~obata/imap/uw-imapd.htmlhttp://www.nspl.co.jp/Solaris/Mail/imap.html

2002/3/13

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