ソフトアップデート

ソフトアップデートはメタデータの性能、
主にファイルの作成と削除の性能を劇的に改善します。
すべてのファイルシステムでソフトアップデートを有効にすることを推奨します。
ソフトアップデートに関して、2 つの欠点を意識すべきです。 1
つめは、ソフトアップデートはクラッシュ時におけるファイルシス テムの一貫性は保証しますが、
物理ディスクの更新が何秒か (1 分に達することもあります!) 遅れる可能性が高いことです。
システムがクラッシュした場合、より多くの作業結果が消えてしまうかもしれません。 2
つめは、ソフトアップデート
はファイルシステムブロックを解放するのを遅らせるということです。 あるファイルシステム
(たとえばルートファイルシステム) が満杯近くの時に それに対する大規模な更新、たとえば make installworld
をすると、空き領域を使い果たして更新が失敗してしまうことがあります。

自分的に要約すると、

読み書きの性能向上、クラッシュ時も安心。でも、クラッシュ時のファイルは無くなるかも。

と言うことでしょうか。

FreeBSDのファイルシステムは、Linuxより遅いと言われています。
Linuxは標準でこのソフトアップデートは有効(らしい)。Linuxはよく分からないけど、どこかの記事で見た気がする。
FreeBSDは信頼性を高めたファイルシステムのようで、クラッシュ時でも直前のデータを保持してくれるのでしょうか。
しかし、クラッシュ時に、毎回fsckを実行しなければいけない。Windowsで言うところのスキャンディスクです。Windowsならキャンセルする選択肢もあるが、FreeBSDの場合は、fsckをしないと、そのディスクが利用できない。場合によってはOSが起動せずにシングルユーザーモードでfsckをしてから起動しないといけない。リモート地にあるマシンだと復旧まで非常に時間がかかる。
そこで、ソフトアップデートにすればいいと言う事でしょうか。
(とはいっても、FreeBSDはめったなことではクラッシュしない。)

■現在のファイルシステムでソフトアップデートを有効にする方法

# tunefs -n enable ad10
以下は無効にするときは
#
tunefs -n disable ad10

■新規のHDDでソフトアップデートを有効にする(ファイルはすべて消去されます。)
FreeBSD4.5以降

# newfs -U ad10

http://www.pinkdragon.net/doc_lib/contents/ja/freebsd_handbook/configtuning-disk.html
http://www.jp.freebsd.org/cgi/mroff.cgi?sect=7&cmd=&lc=1&subdir=man&dir=jpman-7.0.2%2Fman&subdir=man&man=ffs
http://www.pinkdragon.net/DocumentsLibrary/contents/ja/FreeBSD_man/newfs.8.html

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