SIPアナログ回線ゲートウェイ
アナログ回線を、SIPサーバーに接続する機器が、あまりありません。
VE-AG1 ¥26,460 インカム
http://www.icom.co.jp/products/network/products/others/ve-ag1/
この機械は、本来ビジネスホンのオプションですが、Asteriskの使用者には定番のようで、よく使われています。ISDN回線用は、すでに私も使っています。
しかし、この機械は、極性反転しない回線には使用できません。
フリーダイヤルやIP電話アダプタなどでは、3分以内に切断してしまう仕様になっています。
極性反転をエミュレートする機械が別途あります。
SID_1アナログダイアラー 3万円くらいソフトアンドハード社
http://www.softandhard.co.jp/product06_SID-1.html
購入時に、動作仕様を決めて、オーダーするようで、いろいろな機能を付加できるようです。
発信と同時に極性反転させる機能を組み込み、VE-AG1の3分以内に切断する仕様を回避させます。
10分で強制切断なども組み込むことができる。
このほかには、高いが、
リバースアダプタEA-606 88,000円 タカコム仙台出張所 http://www.takacom.co.jp/product/cate03/000069.html
6回線利用できるので、1回線あたりは安いが、ちょっと、無理。
先のSID1と違い、相手の切断時の、プープー音を感知し、極性反転もしてくれるとのこと。
VE-AG1を使う場合は、ほかのアダプタを一緒に使う事になり、最低55000円ほどかかる。
■Grandstream社
GXW4104-JCID 71400円、GXW4104 57000円くらい
http://www.corecomputance.jp/product_gxw.html
日本の代理店が販売しているので、JATEをちゃんと通していると思われる。
なお、JCIDが付いている方はナンバーディスプレイ対応。
極性反転は分からないが、元が海外製なので、海外の電話回線は極性反転が無いとのこと。使えるっぽい。
VE-AG2+ダイアルアダプタの組み合わせと比べると同じくらいの金額で、なおかつ4回線利用できる。
よさげだが、利用しているという情報があまりなくて、迷うところ。
■GrandStream社 HandyTone 503 ATA/IAD 9440円くらい
上記と同じ会社で、基本は、普通の電話機をつなぐ、クライアント側のゲートウェイ。
TAとかATAといわれるもの。
テレホンアダプタとか、アナログテレホンアダプタ。
TAだと、ISDNのTAと間違いやすいから、あまり言わないかな。
FXOとFXSを搭載しているし、「HT503(FXO)とHT502(FXS)を組み合わせると、世界のどこまでもアナログ内線を延長できます。」とあるから、FXOに接続した回線をSIPサーバーに繋げるはず。利用事例が見つからないから、不安なところ。
ということで、金額も手頃なので、HT503を購入予定。